mirumom シムズ3

シムズ3での自作ポーズによるストーリー創作とプレイレビュー・ポーズ配布等

1.メロ

Category: ストーリー > アスモデウスの翼   Tagged: シムズ3ストーリー  アスモデウスの翼  
<注意>いきなりアダルトシーンから始まりますので観覧ご注意下さい













―天使が、悪魔に堕ちる刻



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「ん・・・  ース・・・」



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「・・・ニース・・ニース・・・」

「・・・・・どうした?メロ・・・?」



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「はぁはぁっ・・・・・ニース・・・・・!」



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「ニースっ!愛してるっ・・・・・」





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「・・・・・・・・・・・解っているよ・・・」













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「・・・それじゃあ僕は先に行くから・・。君はまた少し遅れて帰るんだよ。」

「・・・・・解ってるわ・・・。」



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私達の逢瀬の場所は、人目を避けるように佇むその為だけのこの屋敷



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彼は何を想い帰宅の路に着くのだろう。。。


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私の「愛している」に、いつでも「解っている」としか応えないニース


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私は一体・・・何をやっているんだろう・・・・・・・・・・








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「只今帰りました。遅れてすみません。」

「メロ!今日はお父様からお話があると言っておいたでしょう!お父様はお忙しい身なのだから
 お待たせするんじゃありません!」

「ごめんなさいお母様。お父様ごめんなさい。」


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「まあいい、座れメロ。」



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「はい・・・お父様。」

何だろう・・・父から改まって私に話などと・・・
普段、私の事は勿論、家に居る事も珍しい父からの話に、私はどこか不安を隠せないでいた


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「今日はお前の縁談の話をしにきた。」



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「・・・は?え、縁談?!」



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「お父様、どういう事?メロに結婚相手を見つける為にお見合いでもさせようって事かしら?」

メグは私の2つ年上の姉


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「見つける?バカを言え!・・・いや、見合いというのは間違いでも無いが相手は決まっているのだ。」



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「お父様・・・何を仰ってるの?この家、お父様の病院の跡取りは、既にメグの結婚で決まっているじゃない。
 私は家の為に結婚なんてしなくてもいいはずではなくて?」

そう、長女であるメグの結婚でこの家とお父様が院長である病院の行く末は安泰である
次女である私が政略結婚に使われる必要はない ・・・そう思っていた・・・


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「何を言っている!お前ももう23だろう。良家の娘ならそろそろ伴侶を見つけて幸せな家庭を持つ歳だろう。」



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「そうよメロ。結婚してこそ女の幸せってものなのよ。あなたも幸せな家庭を築きなさい。」


両親揃って『幸せな家庭』とはよく言えたものだ・・・
この家のどこに『幸せ』があると言うのか

自身と病院の繁栄・体裁・保身にしか興味の無い父と、そんな父の言いなりで社交にばかり気の行く母
跡継ぎに息子を持てなかった両親は、娘をこの家の「道具」として使う事しか考えていないような”家庭”



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「お母様までやめてください!私はまだ・・・、私は結婚相手は自分で見つけます!」



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「あなた・・・メロ!まさかお付き合いしている男性がいると言うんじゃないでしょうね?!」


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「・・・・・そんな事は・・・ないけど・・・」


お付き合いしてる男性

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「あらあなた。学会の準備はもう終わったの?」

「ああ、終わったよ。」


そう、私の愛する人は・・・メグの伴侶であるニースだけ
彼は父の病院の優秀なドクターであり、私達姉妹の家庭教師でもあった
私はずっと彼に憧れていたけれど、父が彼を病院の跡継ぎとして決めた時、同時にこの家の長女である
メグの婿となる事も当然父の中では揺らぐことの無い決定がなされていたのだ

メグもおそらくニースに焦がれていたのではないだろうか。結婚に異は唱えなかった

そして・・・私の押さえ切れない想いをニースにぶつけたあの夜から、私達の密かな逢瀬は始まったのだ・・・


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「・・・で?お相手はどちらの殿方なのかしら?」



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「それはもう素晴らしい男だぞ!うちの病院と並ぶ程の大病院、隣町のメイズ総合病院院長のご子息だ。」



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やはり父は私までも駒として使うつもりだったのだ

メイズ病院といえば、今新薬の臨床治験の成功でこの世界で急激に名を馳せだした病院だ
老舗医院である父の病院と新進気鋭の病院の結び付きに私が利用されるという訳なのね・・・



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「この家と病院はニースとメグに。お前にはメイズ病院の次期院長夫人の座だ。悪い話ではあるまい!」

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「・・・お父様は娘の幸せよりも病院の繁栄を優先にお考えなのね・・・」

解りきっていた事を口にする自分をもう一人の私が笑っているのが聞こえる



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「何を言うか。メイズの息子との縁談は、可愛いお前の為を思ってこそだ。
 いずれにせよこの事はもう決まった事だ。リンガーソン家の娘なら、私の決めた事に逆らう事は許さんぞ。」



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「私はこれで病院へ戻る。まだ数ヶ月先の話になるが、諸々準備をしておけメロ。」



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「僕もこれから学会に出席せねばなりませんので、これで失礼します。」

「・・・あなたも忙しいわね、色々と。」
「ご苦労様、ニース。」


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「ミダ、新しいスーツを出しておいてくれないか。」

「かしこまりましたニース様。」





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「メグ、あなたとニース上手くいってるの?」
「あら何故?お母様。」


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「結婚して3年、そろそろ孫の顔を見せて欲しいのよ?解るわね?元気な男の子の顔を。」


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「あらお母様、それなら心配要らないわよ!私とニースは上手くいってるわ。」



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「今年中に孫の顔を見せてあげるわよ。」



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(メロお嬢様・・・・・)








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「・・・ニース。」

「・・・・・メロ、駄目じゃないか僕を追ってきたりしては・・・」


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「大丈夫よ、メグとお母様は二人で何か話をしてるようだったから。
 それよりニース・・・私結婚なんてしないから・・・。それでいいのよね?」


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「・・・何を言ってるんだメロ。お義父さんの言う事に逆らうなんてできる筈はないだろう?」

「ニー・・・ス?」


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「私にお父様の決めた相手と結婚しろと言うの?!」


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「・・・ああ。君だってお義父さんの言う事に逆らったらどうなるか、解っているだろう?」
「それは・・・っ・・」


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「僕の君への気持ちは変わらないよ。」



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「ニース・・・私もあたなを愛してる・・・」

「だけどこれはもうどうしようもないじゃないか。それに・・・」


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「君が結婚したって、これまでのように二人の時間を作ればいい。」




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「ニース・・・? 何を言ってるの?!」


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「お互いに家庭を持ってもこの関係を続けようと言うの?!」
「メロ・・・声が大きいよ・・・。」



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「それで、お互い様になるじゃないか。」


『そのほうが僕も気が楽だ』 そう聞こえた気がした


姉の夫であるこの人との道ならぬ関係は、ずっと私を苦しめてきた
それでもニースへの想いを止める事ができずに先も見えないまま続けてきてしまった
お互い、自由になれない檻の中で苦しんでいるのだと思っていた・・・

けれどそんな悲劇的なヒロインになっていたのは私だけだったのかもしれないと、この時気付いたのだ



     気付くのがもっと早かったら





     天使は天使のままでいられたのだろうか・・・


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「友人の結婚祝いのパーティーに出席するわ。自宅パーティーだから帰りは朝になるかもしれない。
 あなたも先に休んでもらって構わないからミダ。」

「かしこまりましたメグ様。気をつけて。」


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「よぉあんたか。まさかまた会えるとは思わなかったぜ。」

「そうね。気分が変わっただけよ。お邪魔なら帰るけど?」


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「ふふ・・女王様。・・・帰さねぇよ。」

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テーマ : The Sims3    ジャンル : ゲーム

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