mirumom シムズ3

シムズ3での自作ポーズによるストーリー創作とプレイレビュー・ポーズ配布等

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2.逃避

Category: ストーリー > アスモデウスの翼   Tagged: シムズ3ストーリー  アスモデウスの翼  
お父様からの縁談の話があってから半年ほどが経った
来月にはとうとう正式に両家顔合わせ、結納を行うとの事だ・・・

私は結局何もできないまま、ただ日々を送ってきた
ニースとの関係も・・・これまでと変わらないまま


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「メロお嬢さま、お食事はいががなさいますか。」

「・・・いらないわ、ミダ。気分が優れないの・・・」



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縁談を拒否する事もできず、ニースとの関係に終止符を打つ事もできず・・・・・
私は自分の不甲斐なさに苛立ち落ち込みながらも、自分のすべき事を決められず
宙に浮いたようにこの数ヶ月を過ごしてきてしまった。。。



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このままでいいはずがない事は解っているのに


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勇気も決意も何も無い私は・・・ いったい何を望んでいるのかさえ解らなくなっていた
この町に立ち込める霧に、己自身も飲み込まれ、出口を探す事すら諦めているかのような感覚でいた・・・







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「ニース、この部屋はこれでいいかしら?」



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「・・・ああ・・。子供部屋は君の好きにすればいいさ。」



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「ふぅ。お腹に人が一人居るっていうのは不思議なものね。最近お腹を蹴るのよ?きっと男の子ね。
 あと数ヶ月でこの子が出てくるなんて不思議だわ。」



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「僕の為にもこの家の為にも、元気な男の子を産んでくれよメグ。」

「解ってるわ。あなたは何も心配しないで。・・・全て私に任せてちょうだい。」




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「あらメロ。ちょっと話でもしない?」



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「・・・何?メグ。」



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「最近この子、凄くお腹を蹴るのよ?きっとニースに似た男の子だと思うわ。」
「・・・・・そう、それは良かったわ。」



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「ふふふ・・。愛する人の子供を身篭るっていうのは、女にとって幸せな事よね。そう思うでしょメロ?」

「・・・・・何が言いたいの?メグ。」


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「あなたもいい加減お父様の決定に抗うのはやめて、素直に結婚して早く子供を作るといいわよ!」
「は?!」



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「わ、私はまだお父様の決めた相手と結婚するとは決めていないわ!」
「まだ・・・そんな事を言ってるの・・・」



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「だったら早く決めるか断るかして、この家を出るなりすればいいじゃない!あんたって子は
 いつだって優柔不断で見ていてイラつくわよ!」

「・・・メグ・・・」


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「・・それとも、この家を出たくない理由でもあるのかしら?やはり何不自由ないこの暮らしに未練が?
 私なら望まない結婚をさせられるくらいなら家を出るけどね!」



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「っ!簡単に言わないでよ!私は・・・この家の為の事も考えて・・・

「やめなさい!!!そんな詭弁は聞きたくないわ!」



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「・・・・・。メロ、私があんたとニースとの事を気付いてないとでも・・思っているの・・・?」




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「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

メグは知っていたんだ 私とニースの事を



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「だからあんたに選択肢なんて無いのよ。結婚してこの家を出て行くか一人で出て行くか。」

なのに何故今まで黙っていたの?



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「わ、私だってずっと学生子の頃からニースが好きだった!
 メグは長女だっていうだけでニースと結婚できたんじゃない!私が長女だったら私が結婚してた!」

「はっ!何を今更そんな事を!お父様もニースも私を選んだのよ!」

「メグはニースを愛しているの?!ニースだって本当はメグの事なんて愛していないわよ!!!」


私は今まで心に押さえ込んできた想いを吐き出してしまった
そう、ニースとメグの結婚は、愛の無い政略結婚なのだとこれまで自分に言い聞かせてきたままを

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「・・・・・メロ。あんた本気で言ってるの?」

もう、後へは退けない この数年の苦しさを終わりにしたい

「ええそうよ。あなた達の間に愛なんて無いわ。」



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バシッ!!!
「きゃっ!」


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「・・・何するのよメグ!」
「姉の夫を寝取っておいて、それくらいで済むと思ったら大間違いよ、メロ。」



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「目障りなのよ!!!あんたはさっさとメイズの息子と結婚してこの家とニースの前から居なくなってよ!」

「や、やめてメグ!」
「なんならお父様に言って、今すぐにでも結婚の話を進めたっていいのよ!
 あんたなんてこの家から絶対に追い出してやるんだから!!!」


いつも冷静だったメグが、こんなに激昂したのを見た事が無かった
それほどまでに私への怒りに満ちていたのか

・・・・・ニースを愛していたのか


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「私は!結婚なんてしない!勝手な事しないで・・「きゃっ!!!」





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何が起きたのか直ぐには理解できなかった


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「メグッ!!!」





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「・・・くっ・・うう・・ あ・・・・ 」



何が起きたの?
私はしばらくの間、段下で蹲るメグを見つめるしか出来なかった。。。



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我に返り、慌ててメグに駆け寄る

「メ、メグしっかりして!お腹が痛いの?!・・・ど どうし・・・・・・」


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「どうしたんだ!!!」

駆けつけて来たニースにメグが階段から落ちた事を告げた


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「なんて事だ・・・!メグ!しっかりしろ!僕の声は聞こえてるね?!
 今から病院へ連れて行くから頑張るんだ!!!」

「・・・・・・・・・・っ」


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「メロ、今は時間が無い。何があったのかは後から聞くから。経過は後ほど連絡する!いいね!」

「・・・・・はい・・・」


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メグの意識はあったものの、お腹にいる赤ちゃんが無事なのかどうか
ニースはすぐに父の病院へメグを連れて向かった



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私は恐怖を感じていた

メグが落ちたのが自分のせいかもしれない事
緊急事態だったため、それを問い詰められる事が後回しになってほっとしている自分が居る事


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「うっ・・・ううう・・・」

ほっとした途端に新たな恐怖が襲ってくる



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何よりも怖かったのは、落ちたメグのお腹の赤ちゃんが死ぬかもしれないという事に・・・
僅かに期待している自分がいることに気付いてしまった事だった
ニースとの赤ちゃんを宿したメグに私は嫉妬していた

私は・・・いつからこんな人間になってしまったのか



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「うううう・・・うう・・・・・・」



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自分が恐ろしかった



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自分の欲望の為に、姉の子の死を望むなんて
そんな自分である事に気付いてしまった
これは神が私に与えた天罰なのだろうか・・・・・

もしメグとお腹の子の身に何かあったら、私は自分のした事を生涯悔いて生きてゆけと





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数時間経ってもニースからの連絡は来ない
父も病院から戻らず母も外出したままだ


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怖い!全てが怖い!
メグが無事でも何かあっても、私とニースの関係も明るみにされ父と母にも責められるだろう
そして私はこの先父に逆らうことも許されず、決められたシナリオの通りに生かされるだけ


そして、こんな時でもまだ自分の保身が気に掛かっている自分自身に吐き気を覚えた






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「雨が降ってきた・・・・・」



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私が選んだのは  全てから逃げる事
この先に待っている恐怖に立ち向かう勇気が私には無かったのだ



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天使は堕落して羽を失い堕天使になるという
堕天使の行く先は不浄にまみれたこの世界?

そして・・・最期に行き着く先は 地獄しかないのだろうか・・・

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テーマ : The Sims3    ジャンル : ゲーム

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