mirumom シムズ3

シムズ3での自作ポーズによるストーリー創作とプレイレビュー・ポーズ配布等

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3.ジュール

Category: ストーリー > アスモデウスの翼   Tagged: シムズ3ストーリー  アスモデウスの翼  
     娼婦とは 神の体現者として 王に恵みを与える役目を担う巫女・神官だったという説がある 







t (4)




欲しいものを手に入れるために
自らの羽を売る天使がいたって   ・・・いいだろう?










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俺は母親と共に、この町の底辺で暮らしていた



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「よおマリア、久しぶりだな。」

俺の家には顔見知りの男、見知らぬ男がやって来る事がある


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「ダリル・・随分ご無沙汰だったじゃなぁい?寂しかったわよ。」


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「お前、俺が来ない間に他の客を相手してたんだろう?」
「もう・・・あたしだって生活かかってんのよ。しょうがないじゃない?
 ふふふ・・でもダリルに一番会いたかったわよぉ?」


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俺の母親は娼婦だ

未婚で俺を産んだ母さんは、俺を一人で育てる為の手段として自分の身を売る事を選んだんだ



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俺はそれを別に何とも思わない
人が生きていく以上金は必要なのであって、金を手に入れる手段は己が決めればいい事だろ



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親が子を育てるのは当たり前と思っていたからか、
母さんがそうやって稼いだ金で暮らす事に特別感謝する訳でも嫌だと思ったりもしなかった
まあこの生活で、俺を捨てずにいてくれた事はありがたいと思うべきなのかもしれないが



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この町の親父の居ない家庭で、こういった日常はよくある事だと思う



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俺はまだ十代だから、自分で何もできないのが楽でもあり歯痒くもあった
母さんの為とかではなく、自分の為に早く何かできるようになりたかったのかもしれない



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別に何とも思わない
みんな生きる為に必死って事だろ



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ただ、流石にこんなボロ屋の薄い壁一枚隔てた隣りの母親の情事の様子を聞くのは忍びない
別にそんな行為自体は「何とも思わない」が  「母親」だから



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     今夜も 母さんが 金を稼ぐ音がする



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そんな時俺は、町の灯りを眺めに行くんだ



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この町には何万の灯りが灯っている


他の国や町から観光を楽しむ為に訪れる奴や、この町の恵みの恩恵を受けて贅沢に暮らす奴ら
俺のように底辺で暮らす奴らも大勢居るのを俺は知ってる



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この町の、たったひとつの小さな灯りにもなれていない俺
いつか、この町の灯りになる事が俺にはできるのだろうか・・・


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「・・・坊や?こんな時間に一人で何をやってるの?・・・」


この町には沢山の輝く灯りが灯っている


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その輝きを手に入れる為のチャンスも そこら中に転がっているもんだ



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俺は娼婦の息子だ

「坊や、お名前は?」


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「ジュール」

自分の欲しい物を手に入れる為に、自分を使うってのは間違ってないよな  母さん




俺は堕ちたんじゃない
登る為に自分を使うんだ


この町の輝きを手に入れるために   それだけさ







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「ジュール、今日は戻っていたのね?何処に行っていたのよ。」



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「・・・ちょっとふらふらと・・・ね。」




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「ふふ・・・。まあいいわ。今日は私もケビンもたっぷり時間があるから。」




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「そ・・・。俺も今日は予定無いよ。」


俺は俺の意思で、俺を売る



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「今日はたっぷり楽しませてくれるのかしら?」



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「色んな”オモチャ”を試したけどやっぱりジュールが一番いいのよ・・・」

人間とは かくも欲深いものか


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「・・・あんたらも相変わらず貪欲だね。」

かく言う俺も 欲にまみれて生きている訳だが


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「存分に楽しめばいいよ。」



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「俺も欲しい物があるんだよね。」

「ふふ・・。相変わらず素直な子ね・・・」



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生きていくのに金が必要なら、自分の体で稼ぐのに何を躊躇する必要がある?
俺を欲しがる奴が居るなら金と引き換えに幾らでもくれてやるさ

汗水垂らして働く? 俺のしている事と何が違う?



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俺は自分が生きていく為にできる事をしているだけだよ





     そうだろ?母さん




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そうさ 俺は飼われている訳でもない



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俺がここに居たい時に居るだけだ
ここは底辺とは真逆の生活を俺に教えてくれた場所



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「・・・まぶし・・」


この町のまぶし過ぎる灯りを俺に浴びせてくれる場所




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だけど・・・ 俺はまだ灯りに飢えている
今手に入れている灯りは、俺が求めていた灯りではないというのか・・・?



俺の全てを照らしてくれる灯りを求めて止まない俺は・・・一体どうすればいい・・・

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テーマ : The Sims3    ジャンル : ゲーム

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