mirumom シムズ3

シムズ3での自作ポーズによるストーリー創作とプレイレビュー・ポーズ配布等

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9.歓迎

Category: ストーリー > アスモデウスの翼   Tagged: シムズ3ストーリー  
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私がこの店で働くようになってから、2週間ほどが過ぎていた



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初めは慣れない仕事に正直戸惑ったりもしたけど、ようやくなんとかこなせる程にはなってきたと思う
今まで考えもしなかったけれど、こういう仕事も何処かで誰かが必ずやらなければいけないのだと、
自分がやってみて初めて解った気がする



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「メロ~、お疲れさん。ちょっといいかしら~?」
「あ、はいマスター。」


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「どお?少しは仕事に慣れたかしら?あんた一生懸命だけど、ちょっとズレてる感じだから心配だったのよねぇ?」
「はい!まだまだですけど・・・ようやく少し慣れた気がします。」
 



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「私でできる事は何でもしますので遠慮無く言いつけて下さい。」
「んもう・・・ホントに素直で可愛いわねぇ。アタシの若い頃そっくりだわぁ♪」



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「まあね、無理すると続かないから自分のペースでおやんなさいな。」
「はい!頑張ります!」

そう言ってくれるマスターに私は本当に感謝していた
私のしている事が果たしてお役に立てているのかすら不安でならなかったが、
気持ちに報いる為にも自分のやれる事はやりたいと心から思った
こんな事は初めてかもしれない

今こうして一人になって、人の優しさを実感できる私は幸せなのかもしれないとさえ思っていた


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(本当にいい子ね。・・・この子、来た時は移住してきたばかりでどこか危なげなようにも見えたけど
 少しは落ち着いてきたみたいね。こういう子好きなのよねアタシ・・・。)



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「あんた今日はこの後大丈夫?」
「え・・・はい、帰るだけですけど・・・?」
「あんたがここへ来て二週間、あんたの歓迎会をやろうと思ってるから残ってちょうだい。」
「え・・・、歓迎会・・・ですか?」


確かにこのお店の他の従業員の方達とは殆ど話した事もなかったけれど、
私のような雑用係りの歓迎会を開いてくれるなんて、なんだか恐縮してしまって・・・どうしよう・・・




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「じゃあ改めて紹介するわよ?こっちのガールズがうちの看板ダンサーちゃん達よぉ!アニス、キャシー、リタ。
 後ろに居るのが用心棒のトム。あんまり使えないけど。」



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「で、こっちのいい男がバーテンダーのグレン。アタシの彼よん♪」
「・・・何言ってんすか。」


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「あ・・メロと申します。皆さん改めましてよろしくお願い致します。」
「そそ、そういう事ね!じゃあグレン、飲み物をヨロシクね~♪」



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凄くドキドキしていた
どこをどう見ても場違いな気がしてどうにも落ち着かない・・・


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こんな光景見るのは初めてだ


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(凄い・・・なぁ~・・・)




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「・・・何・・見つめてんだよ?」
「え・・・ え?」


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「グレン!ドリンクもらうわよ!ちゃんとハチミツいれてくれたぁ~?」
「ああ、お前うるせえから入れといたよ。」



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「あんたも飲めば?歓迎会なんだし。」
「あ、はい・・・すみません、頂きます・・・・・。」



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「ほー!メロたんは余所の町から来たのぉ~!何何?なんか訳ありぃ~?」
「ええ・・・え、いえ別に・・・そういうんじゃ・・・」
「ま、この町に移住してくるやつはいっぱい居るからね~。理由は様々だわよね!」
「・・・・・。」


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「ま、ここで一緒に働くのも何かの縁よね。女同士仲良くしましょ?
 メロたんみたいなタイプ、あたし結構興味あんのよね~♪」
「はい。よろしくお願いします。」

アニスさんのようなタイプは、これまで接した事がない女性でドキドキした
このお店でも一番輝いていて、まるでテレビの中の女優さんと対面したかのような感覚で
とにかく何を話していいのか判らず呆然としてしまった



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「ちょっと・・・グレン。」
「何すか・・・?」



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「あんた、メロに手出したらただじゃ置かないわよ。あの子はあんたが手を付けるような蓮っ葉とは
 違うタイプなんだからね!泊めてくれれば何でもいいとか、あの子に限っては許さないわよ!」

「何を・・・。あんな雑用やってるような女興味無いすよ。俺、別に女に困ってねえし。」



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え?! 女に興味が無いって?あんたやっぱりアタシの事・・・♪」
「いや、違うし。金の無い女に興味ねえって事っす。・・・マスター近い。」


「グレン」


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「ん?なんだキャシー。」
「今日は・・・行くとこ決まってないんでしょう?私んち来ない・・・?」



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「・・・まぁ・・・そうだな・・・」


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こらっ!このビッチ娘が!あんたら入れ替わり立ち代りグレンを誘いに来んじゃないわよっ!
 いい加減にしないとスタッフ同士のそういうの禁止にするわよ?!」
「な、何よマスターだってグレン誘うじゃなぁい~!全く相手にされないけど
「んまぁなんて子っ!とにかく今日はダメなのよ!しっし!あっちへおいきっ!」
「もうっ!マスターのバカぁ!」


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「うふ。邪魔者は追い払ったわ♪ あんたには今日はやってもらう事があ・る・の・よ♪」
「・・・なんすか・・・」



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「歓迎会でいつもより遅くなっちゃったから、メロを家まで送って行ってあげてちょうだい。」
「はぁあ?!なんで俺がそんな事・・・嫌だね。トムに頼みなよ。」
「トムはあのビッチ達に付けんのよ。一応女の子だからね。あんた付けたら面倒な事になるでしょ!」



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「あの子はねぇ・・・そこいらのビッチとは違うのよ。見てわかんない?どう見てもバージンでしょ?(ボソッ)
 あんな子を深夜に一人で帰らせる訳にはいかない親心解るでしょう?あ、母親よ?」

「・・・知るかよそんな事。」


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「んもぅ!!!ホントにいけずな男ね!何もタダでとは言わないわよっ!追加のバイト代出せばいいんでしょう!
 でも手出したら・・・マジでクビだわよ!」
「バイト・・・?」



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「いくらくれるんすか?」
「・・・・・あんたってホントいい性格だわね・・・www」



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私は大丈夫だと断ったのだけど、マスターは「いいからいいから」と言って譲らなかった
そこまで私を心配してくれる人が今までいただろうか。。。

自分にそんな価値のない事が解っている私は・・・心苦しくて、でも嬉しくて・・・・・
心に広がる温かさに戸惑いながらもその日はマスターの言う通りにしようと思ったのだ



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「・・・じゃあ行くぞ。」
「はい。すみません、お願いします。」



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「で?あんたんちって何処だよ?」
「あ・・・えっと橋向こうの飛行場の傍です。」
「へぇ・・・結構遠いな。」

グレンさんにも申し訳ないと思ったが、マスターいわく「これも彼の仕事」と言うのでお願いする事にした


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「何?毎日タクシー通勤かよ?雑用アルバイトの為にタクシー代払うとかって・・・あんた何者?」
「でも・・そうしないと通えないんで・・・」





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「げっ・・・ここかよ・・・」



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「・・・私の収入で借りられる家は・・・ここくらいでしたので。何か・・・」
「いや。なんでもねえ・・・けどさ。」



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「・・・お手数をお掛けしてすみませんでした。送って下さってありがとうございましたグレンさん。」
「ああ・・・まぁ仕事だし。」



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「あんた・・・」
「は、はい?!」


その時彼が急に近付いてきたので私は身構えてしまった


「・・・自転車買った方がいい。タクシー代払ってバイト通うなんてアホじゃねえの?」
「・・・・・は、はい。」


ビ、ビックリした

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「んじゃ俺帰るわ。」(泊めてもらったらマスターに殺されそうだし店で寝るか)
「は、はい。ありがとうございました・・・。」



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(グレンさんって・・・)


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(変な女・・・。)



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(グレンさんって怖い人だと思ってたけど違う?・・・でも・・・やっぱり怖いのかな・・・)

私はグレンさんの言う通り、自転車を買ってみようかと思ったのだった




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テーマ : The Sims3    ジャンル : ゲーム

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