mirumom シムズ3

シムズ3での自作ポーズによるストーリー創作とプレイレビュー・ポーズ配布等

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17.思惑

Category: ストーリー > アスモデウスの翼   Tagged: シムズ3ストーリー  
02/21追記:ここで出てくる金持ち夫妻はメロの両親ではありません^^;
この町で過去にジュールに声を掛けた夫人とその夫です。
以前にもメロの両親と間違われた事があったのでここで書かせて頂きます。
紛らわしくてすみませんでした~(ぺこり)



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「あ~疲れるパーティーだった!病院関係者に愛想を振りまかなきゃならないなんて、だから嫌なのよ
 会社絡みのパーティーは!」
「仕方ないだろう・・・。これも我が社の経営にとっては大事な仕事だよカリエラ。」


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「そうだな・・・ 今夜はまたどの子か呼ぶかい?」
「あなた。」


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「ここ最近呼んでる子達、まったく面白くないのよ!分かるでしょう?」



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「私はね・・・ジュールがいいの。あの子は他の子とは違う何かを奥底に持っているの・・・。
 そうね、”飽くなき欲求”とでも言うのかしら?・・・感じるのよね。それが私にも火を点ける・・・」


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「それなのに・・・最近あの子寄り付かないのよね。以前はうちに入り浸っていたのに・・・。
 何か面白い物でも手に入れたのかしら?困った子ね。」


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「ねえあなた。私ジュールをずっと傍に置きたいの。私専用のおもちゃにしたいの。いいでしょう?」


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「まったく・・・君は欲しがる物が多くて困った女王様だな。また私に手を回せとと言うのかい?
 しょうがない子だね。・・・分かったよ。」
「うふふ。だって欲しい物は欲しいんだもの。」



「・・・まったく。」

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「まったくママったら相変わらず貪欲ね。」
「あら・・・」


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「貪欲なのはいけない事?自分の持つ財力や地位を使って欲しい物を手に入れたいのが人間でしょう?
 その為に今夜のようなくだらないパーティーにも嫌々でも出席してるのよ?」


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「そんな事を言うあなたもやりたいようにやってるみたいじゃない? ふふ・・・いいのよそれで。
 それでこそママの娘よ。お金も若さも美貌も、あるうちに楽しまなくっちゃね。」

「・・・・・そうね。」










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「・・・あんた何してんの・・・?」
「え? 朝食を作ってるんですよ!」

ふうん、朝食か。やはり女はそういう事をやるのかね。
朝飯なんかは普段食わない俺だけど、寝床に朝食、まあ悪くはない。


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「・・・・・ん、朝か・・・?」


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「いたた・・・」
流石に2晩も硬いマットレスで寝ると体が軋むな。





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(これで・・・いいのよ・・・ね?)


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(作り方は間違えてないはず。)

私、料理だけは一人でやった事がない。
実家でもミダに習おうとしたけれど、母に止められてしまってそれきりだ。
『両家の子女は台所に立つ必要は無い。そんなのは使用人のやる事だ。』と。
そういえば母の手料理を食べた記憶は一度もない。

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「もう・・・できたかな?」


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「え・・・?!」
何故かコンロに火が点いた。・・・火が点いた?!


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「ちょっ・・・!何やってんだよ!!!」



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「分かりませんっ!突然コンロが燃えました~~~!!!」

「ちょっと・・・!どうしたんだよっ!あんたら何してんだよ!」


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「なんで火事になってんの?!この家ボロいからヤバいんじゃねえのっ?!」
「ひぃー!分かりませんっ!朝食作ってたらコンロが燃え出してぇ~!!!」



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「・・・ふぅ・・・。何とか消えたぜ・・・。」


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「ちょっとあんた!」


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わ、私・・・?
「は・・・い?」


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「・・・コンロに何入れた?・・・というか初めから不安だったんだが、あんた料理できるんだろうな?」

「・・・・・・・・そ、それは・・・。」
「やっぱりか。」


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「あんたみたいな女は見掛け倒しで料理なんてできねえんじゃないかと思ったぜ!知りもしないのに
 火使うんじゃねえよっ!俺らも巻き込んで死んじまうだろが!この馬鹿がっ!」
「うううぅ・・・ す、すみません・・・」

確かにグレンさんの言う通りだけど・・・だけど悔しい!


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「で、できないから本を見て勉強したんです!朝御飯くらい作れるようになりたいからそれでっ・・・」
「あんたは読解力も無いのか?」
「酷い!」


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「ジュール、何してる?」
「ん?飯作ってんだよ?」


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「お前は料理ができるのか?」
「まあガキの頃から自分の食うもんは自分で何とかしてたからね~」


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「はい、フレンチトーストできたよ。」
「わぁ!」


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「凄くいい匂いで美味しそう! あの・・・今度私に作り方を教えてくれますか?」


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「いいよ?また火事起こされちゃたまんないしね。」
「あ、酷い・・・」



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「うん!凄く美味しいです!」
「そう?そりゃ良かった。グレンも口に合う?」


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「ああ・・・美味いよ。」

フレンチトースト。・・・お袋がよく朝飯に作ってくれた。・・・懐かしい味だ。





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「ご馳走様でしたジュールさん。 ところでシェアハウスという事なので、この家に掛かる経費の分担を
 ご相談したいのですが。 家賃もですが、あちらこちら直さねばならない所もあるようなので・・・」


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「ああ、頭割りで構わないよ。メロに任せるから、必要であれば請求してよ?」
「分かりました、ありがとうございます。」

せっかくシェアして一人辺りの負担が減るのだから、もう少し快適に暮らせるようにしたい。


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「グレンさんもそれでいいですか?」
「・・・ん?・・・」


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「ちょっと待て。全額頭割りというのはどうなんだ?」
「・・・はい?」


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「取りあえず俺の分の負担、『用心棒代』から引いといてくれよ。」
「はい?!」


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「・・・・・・・・・・」
「あれだよ、あんたを守る用心棒代。こないだのストーカーもそうだし、さっきの火事だって俺が居なかったら
 あんた一人じゃ何も対処できなかっただろう?」
「そうです・・・が・・」
「だからその御代を取りあえず家賃にまわしてくれ。差額は払うから。」
「・・・・・・・・・・」

45_20130220184316.jpg
「・・・・・・・・・・」
「ジュール、俺何か間違った事言ってるか?」
「・・・きっとグレンってそんな奴だよな?」


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「・・・・・・・・・・」

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「や、とりあえず俺は家に服取りに行って来るぜ。あんたらもっとじっくり話し合えばいい。」

「そうですね。グレンさん、もう少し話し合いましょうか?」
「おう。望むところだ。」


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「面白いね、ホント。」
やっぱり正解だった。 あいつら・・・面白れぇ!












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「ただいま。」
「・・・あら~ジュール帰ったの~?久しぶりじゃない~」


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「何だよ母さん、昼間っから酒飲んでんのかよ?」
「自分ちでいつ飲もうがアタシの勝手でしょう~?」


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「なぁ~に?しばらく見かけないと思ったらお説教に帰って来たってぇいうのぉ~?やめてよぉね!
 アタシはアタシで好きにやってんだかぁらさぁ~」


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「別に・・・何も言う気は無いけどね。金、大丈夫なの?」
「金ぇ~?」


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「なぁあによぉ~、金持ってきてくれたってぇ言うのぉ~?」
「・・・いや、俺はしばらく知人の家に世話になるから着替え取りに来たんだ。」

「はっ・・・、またどっかの金持ちんとこでも転がり込むのぉかい~?ふふふ、流石アタシの息子。いいねぇ~」


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「何?金無いの?俺幾らかなら手持ちあるけど?」

「ふふ・・・。金ならあるさね。心配しなさんなぁ~」
「なら・・・いいけど。」

珍しいな。いつも顔を見れば金金言ってたお袋が。


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・・・ん? 薬? 何の薬だ?


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「じゃあ俺行くけど、あんま飲み過ぎんなよ?もう年なんだからさ。」
「はいはぁい~、アタシの可愛いジュールちゃぁん!たまには顔出しなさいよぉ~~~?」
「ああ。」




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(まったく・・・いつまで経っても子供みたいな母親だな)


あんな母親だけど、俺は母さんを嫌いではなかった。母さんは母さんなりに俺の事を愛してくれてるのを
感じて育ってきたから。アバズレだけど、最低限の母性は持ち合わせているようだ。

子供っていうのはさ、例えばどんなに親に酷い仕打ちを受けたとしても、ほんの一握りでも
どこかに『愛』を感じれば親のしてきた事を許せてしまうものなんだと思う。
それが『他人』ではない『血の繋がり』って事なんだろう。





   俺は母さんの異変に、もう少し早く気付くべきだった


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テーマ : The Sims3    ジャンル : ゲーム

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