mirumom シムズ3

シムズ3での自作ポーズによるストーリー創作とプレイレビュー・ポーズ配布等

スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

60.メロとメグ

Category: ストーリー > アスモデウスの翼   Tagged: シムズ3  シムズ3ストーリー  アスモデウスの翼  
大変長らくお待たせいたしました!
ストーリーの更新です。

今回は内容的にはいつもより短めになっております。うん、なんかすみません(笑)









1_20160401223751d08.jpg





2_2016040122375339e.jpg
「ジュールさん、今日は葬儀に参列してくれてありがとう。父も母も喜んでると思う。」
「いや、うん。 ・・メロも辛かっただろうに頑張ったね。大丈夫?」



3_20160401223753e6b.jpg
「ありがとう大丈夫。それで・・私メグと話があるから少し出てくるわ。ジュールさんはゆっくりしててね。」




4_2016040122375493e.jpg
「えっ、ああ・・分かったけど」
そうか、いよいよお姉さんと・・・



5_20160401223756cfa.jpg
「本当に大丈夫?」 
「ええ、大丈夫よ」



6_2016040122381041d.jpg
両親が亡くなって今後の事も話さなくてはならないけれど、ここへ帰ったなら
メグとの過去の蟠りを知らない振りなんかできるはずもない。
いずれはと思っていたメグとの対話の機会がこんな形ではあるけれど実現したのだ。

「メロ・・・」


7_20160401223804382.jpg
「そうか・・・そうだね」



8_20160401223805aea.jpg
「行っておいでメロ。そんで全部終わったら、俺の所へ・・帰っておいでな。」
「ん・・・」



9_20160401223807a64.jpg
「俺はいつでもメロが帰る場所で待ってるから」

何があっても俺がメロの帰る場所になりたい。なるって決めた。
メロを一人には絶対にしない。


10_201604012238083d6.jpg
「ええ・・・。ありがとうジュールさん」
















11_20160401223821118.jpg






12_2016040122382274f.jpg
「お疲れ様メロ。まだ全ての事を現実のものとして受け入れるのはお互いに難しいわね・・・。
 だけど、お父様達の事は辛い事だけど、私もあなたも悲しみを乗り越えてこれからの事を見据えて生きていかなくてはね。
 リンガーソンの娘として病院の経営の事だっていつまでもニースに任せっきりという訳にもいかないし。」



13_20160401223817010.jpg
「メグ、私は・・・。まだお父様達の死を現実の物として受け入れられていないかもしれないし、
 お二人に対する罪悪感も後悔も拭う事はできない。」



14_20160401223818b2c.jpg
「でも、・・・私がメグにした事へのきちんとした謝罪はしなくてはとずっと思ってた。きちんと向き合う覚悟はできてるわ。
 本当に、本当にごめんなさい。私はあなたを苦しめた。命の危険にも晒したわ、お腹の子と共に。
 どうぞ私に言いたい事があったら何でも言って。どんな言葉でも私は受け止めるから。」



15_20160401223819757.jpg
「・・・そう。話す覚悟はあるのね。 そうね、そう言ってくれて嬉しいわ。」

メグは何を思うのだろう。
経緯はどうであっても姉の夫と不貞を働いて、彼女もお腹の尊い命までも危険に晒した妹に対して。
彼女になんと罵倒されようとも、私には誠心誠意謝罪する事しかできないけれど。
それで少しでもメグの気持ちが晴れて憂いなくこの先過ごしてくれるならそれだけで私は・・・


16_201604012238339cc.jpg
「ねえメロ、アーロン、可愛いでしょう?」
「えっ・・?」



17_20160401223834f12.jpg
「っえ・・・、ああうん!!とっても可愛いわ!二人に・・・良く似ているわね・・」



18_201604012238368ce.jpg
「そうね、二人のいい所ばかりを取ってくれたみたい。ふふ、これって親バカかしらね?」
「ううん、本当にあの子は天使のようだわ」



19_20160401223830b2c.jpg
これは本心からの言葉。
大切な姉妹であるメグと嘗て愛した人の子で私にとって甥である幼子。
その存在の愛らしさも感じる愛おしさも溢れるほどで眩しかった。
私がその命を奪わずに済んだ事にどれほど救われた思いでいるか。
あの子がメグのお腹に宿った時に感じた醜い身勝手な嫉妬心を今更ながら恥じ入る思いだ。



20_2016040122383171b.jpg
「・・私、あの子がお腹にいる時に階段から落ちたわね。」
「・・・!」



21_20160401223846be6.jpg
「っ・・・ええ、本当・・にあの時は・・・わ、私のせいで・・・!」

覚悟はしていたけれどメグの口からその事を責められるのはやはり胸に刺さる思いだ。
けれど今の、これからのメグの心の安寧の為に私ができる事は何でもしなければ。
それが謝罪でも罵倒を受ける事でもリンガーソンの次女として何らかの罰を強いられる事でも。
私は何でもするつもりだ。

この期に及んで自分の気持ちが楽になる為の謝罪だけをするつもりは毛頭なかった。



22_20160401223847017.jpg
「そう・・・そうね。あなたは自分を責めているのね、メロ」
「そっ、それはそうだけどわ、メグ、私はっ・・・!」




23_201604012238496f2.jpg
「・・・・・」





24_2016040122385002b.jpg
メグ・・・?




25_20160401223844861.jpg
「でも私もあの子も無事だった。だから・・・あなたは気にしなくていいのよ。」



26_20160401223858bf0.jpg
「メグ・・・!」
どうして・・・


その一言を口にするのに、このプライドと自尊心の高い姉はどれだけ悩んで苦しんだのだろう。

メグ、・・・メグ!
あなたがどんな女性でどんな姉なのかというのはずっと一緒に育ってきた私が一番知っている。
私を妹として愛してくれている優しい姉のメグも知ってる。
メグは私にとって掛け替えのない大切な姉妹なんだもの!大好きなんだもの!

私達の関係がこんな事になってしまったのは・・・
やはり私のせい。
だから・・だから胸が苦しいの、メグ。



27_2016040122390051a.jpg
「よ、良かった・・・本当に良かったっ思ってるわ!信じてくれないかもしれないけど私、
 メグも赤ちゃんも無事で良かったって思ってるの!
 ごめんなさい、私のした事は許される事じゃないけれどっ、二人とも無事で本当に良かったって!」



28_20160401223901c6c.jpg
「メロ・・あの時私が階段から落ちたのは、何もあなたのせいだなんて思っていないわ。
 カッとなってたし自分の不注意でもあったんだし、私も悪かったのよ。」
「でもメグそれは・・・」 
「だから謝罪したいと言うのならそれも受け入れるしそんなにまでも自分を責めなくていいのよ、メロ」




29_201604012239038b4.jpg
「だけどね、あの事故とニースとあなたとの事は別の話。」




30_20160401223904eaf.jpg
「・・・・・そうね」



31_20160401223914647.jpg
「お父様達が亡くなって葬儀も済ませたし、これからの事を話しましょうか。」



32_201604012239151d5.jpg
「・・ええ・・」














33_201604012239178e2.jpg





34_2016040122391848d.jpg

「私はねメロ、あなたに悪かったと思っているの。学生の頃からメロがニースに惹かれているのも知っていたわ。
 ニースもあなたを好きだというのも知っていた。それでも長女という事で私をニースの伴侶に選ばれたお父様に
 反対する気持ちは無かったの。」
「メグ、」



35_20160401223920f93.jpg
「だって、私もニースが欲しかったのだから。」

思えば初めて聞いたメグのニースへの明確な感情だった。
彼女は父の言いつけに従ってニースと結婚した形だったが、彼女自身の中にもニースに対する恋心はあるだろうと
思ってはいたけれど。
もしかしたらプライドの高さ故に独占欲でメグは私とニースの仲が気に入らないのかとも思ったりもしたけれど。

やっぱりそんなものではなかったんだ。そこに確かな愛情が存在していた。
だからこそ私の犯した罪はとても重く、メグの苦悩も図りきれない程大きなものだろう。



36_2016040122393542a.jpg
「だから結婚後のあなた達の関係には嫉妬もしたし許せなかった。あなたは私にとって邪魔者以外の
 何者でもなかったのよ、メロ。消えてしまえばいいとさえ思ったわ。」



37_20160401223928dc8.jpg
「メロが家を出てあの子が産まれてから、ニースはいい夫としていい父親として次期院長候補として
 良くやってくれてるわ。彼なりに私とリンガーソン家への謝罪と誠意の表し方だったのでしょうね。
 あの人は・・・元々気が優しくて真面目な人だから・・・」



38_20160401223930068.jpg
「元来そんな気質の彼が妻の妹と不貞を働くなんて、・・それ程あなたの事を好きだったのでしょうね。愛されていたのねメロ。
 それでも・・あなたの手を離し次期院長の座に固執したのは彼だし、私も手に入れた彼を手放す気は無かったわ。」



39_20160401223931ba4.jpg
「メグ・・・」
ごめんねメグ、本当にごめんなさい・・・

メグの為に私に何ができるだろう



40_20160401223933ac8.jpg
「でも父が亡くなった今、私には跡継ぎであるアーロンがいる。・・もうそれだけでいいの。
 女って不思議ね。お腹を痛めて産んだ血を分けた我が子がいればもうそれだけでいいって思えるんだもの。
 今の私にはあの子が全て。私にはアーロンがいる。だからもうニースはいらないわ。」
「メグ、何を・・・」



41_20160401223950146.jpg
「病院の院長には予定通りニースに就いてもらうけれど経営権は私が握るわ。そしていずれはアーロンが病院を継ぐでしょう。
 夫婦としてニースとは離婚する。だから、その後はメロがニースと」
「っメグ?!」



42_201604012239518ce.jpg
「メグ!何を言ってるのよ?!なんでそんな事を言うの?そんな事・・・!」




43_201604012239451e4.jpg
「メロ・・・私は二人に申し訳ない事をしたって思っているのよ。メロが長女だったら二人は幸せになれたのにね。
 お父様とも仲違いする事無くこんな結末にならなかったかも知れないのに・・・ごめんなさいね」
「メグ!」



44_20160401223947cd6.jpg
「私は、跡継ぎとしてニースの子を授かれただけで満足なのよ。これから先は、あなた達が幸せになる番だわ。
 遠回りさせてしまってごめんなさい。辛い想いをさせたわね・・・どうかニースの事をよろしく頼むわ、メロ。」
「なっ」



45_20160401223948201.jpg
「な、何を・・・・・言ってるの?」

思いもよらないメグからの話に困惑を通り越して愕然としてしまった。
メグがそんな事を思っていたなんて。
だけどそんな話じゃないって判らないの?!



46_20160401224003de4.jpg
「馬鹿な事を言わないでよメグ!今更何を言ってるの?!ニースの気持ちは?私の気持ちは?
 あの子にだって父親は必要でしょう?!メグの気持ちは?メグだって、メグだってニースを愛してるじゃない!」
「そんな事は分かった上で話してるのよ、私は」



47_2016040122400424b.jpg
「それに何より、もう時は止まったままじゃないのよ?あの頃とは全てが変わったの!
 私はもう、あの頃の私じゃない!!」

「・・・そうね、あなたもあの頃のメロじゃない。でもねメロ、ここに居ればきっと・・・思い出すわ。
 本当は諦めたくなかったもの。捨てたくなかったものの全てを。彼の事も他の事も全て。だって、あなたにとって・・・」
「メグ・・・!」

「違う違う!」


48_20160401224006fc3.jpg
「違う!・・・違うよ」

そんな事も分からないまま、メグは置いて行かれた時間の中で止まったままだったのか。
私があの町で温かい人達に守られて癒されて前に進んで行こうと立ち直りつつあるその時も、
メグは過去の柵の最中で悩みもがいていたんだ。
ああ、・・・全ては私の犯した罪。

「っく・・・」


49_20160401224000420.jpg
「だってメロ、そんな事・・・言われたって・・・」




50_20160401224001483.jpg
「・・・じゃあ私はどうしたらいいと言うのよ・・・どうしたら・・・」

「ごめん!ごめんねメグ!私が悪かったの。間違ってた。許してなんて言えた立場じゃないけど、
 どうか幸せになって欲しいのよ・・・!私にできる償いなら何でもするから・・・メグ!」

幼い頃から芯が強く美しい私の憧れの姉だったメグ。
私のせいで折れた翼をもう一度広げて美しく羽ばたいて欲しい。
その為に私にできる事なら何でもするからどうか・・・!



51_20160401224013495.jpg
「メグ、私ニースと話をしてくるわ。」







52_20160401224014c5a.jpg
そう。
これは私とメグ、そしてニースの三人の問題だから。
メグだけでなく、私はニースとも・・・
過去の私と彼にも向き合わなくてはいけないんだ。
この私のたった一人の掛け替えの無い愛しい姉の為にも。



61話に続く





閲覧ありがとうございましたー!
いやはや本当に!長く休んでしまって申し訳ありませんでした><
自分自身も最後までやる気は全然ありますし、続きを待ってて下さる方が少しでもいらっしゃるなら頑張ります!!
このままでは本当にいつ終わるか判ったものじゃないので(苦笑い)、休みも入れた事だしペースを上げていけたら
 ・・・いいな! と思っていますよ( `≖ω≖´)✧キリッ 
思うだけはいつも思っています!!!( `≖ω≖´)✧キリッ

さてこの週末は余所のブログ様巡りに行って来よう♪
なかなか以前のようにはメッセージを残したりはできない現状ですが、大好きなシムズ仲間さん・ブロ友さんのサイトは
ひっそりこっそりでも応援ビームを送っているmirumomです(*´ω`*)
何気に行くときゃあっちこっち見てまっせ(笑)
みんな、これからもシムズ続けようぜー☆ って気持ちでいっぱいです。

たまに暫く離れたっていいじゃない。(私の事じゃなくてねw)
それでもシムズが好きで戻ってきちゃうもの。
そうやって長く細くでも続けていけるのがシムズかなって思います。やってて楽しきゃそれが一番よね~♪

そしてこうやって続けようと思う気持ちにさせて下さる応援して下さる方々にも大感謝!本当に感謝!
いつもありがとうございます(*´∀`*)

それではまた次回、なるべく早い内にお会いできたらと思います。


テーマ : The Sims3    ジャンル : ゲーム

« »

08 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリ
キャラ投票(ストーリー)
Welcome

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。